登山用靴下を忘れた!コンビニ商品で代用できるか検証

意気揚々と登山に出かけたものの、登山口で忘れ物に気付いたことはありませんか?

ストックや帽子などは無くてもなんとか山行決行可能なものもあれば、登山靴など忘れた場合は致命的といえるかもしれません。

登山用の靴下も無いと困る物の一つだと思います。さすがに素足に登山靴は厳しくても、日常的に使用している靴下で代用できないものでしょうか。

今回の記事では、登山用靴下を忘れてきた場合に、コンビニで購入可能な靴下で代用できるかについてお話します。

この記事を書いた人
  • ブログ管理人の「いち」です
  • 登山歴10年
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いざ登山開始というときに致命的な忘れ物に気付いたときの絶望は計り知れません。

絶望から立ち直った後、その日の登山を決行するかどうかをシミュレートするわけですが、いくつかの選択肢が考えられます。

  1. あきらめて帰る
  2. 他の人に借りる
  3. 登山用品店やスポーツ店などで登山用靴下を買う
  4. コンビニで厚めの靴下を買う

2はハードルが高いので、登山を決行しようとするならば、現実的には3か4かの選択になるかと思います。

3の登山用靴下を購入できれば理想ですが、登山口のような辺ぴな場所の近くに登山用品店やスポーツ店はあまりありません。

奇跡的にお店が近くにあったとしても、朝早くから営業しているお店は少ないでしょう。

そうすると4のコンビニで靴下を調達するのが最も現実的になります。

大手コンビニ3社の靴下の販売状況は以下の通りです。

  • セブンイレブン 「7PLソックス」という商品名で販売されている。レギュラー丈やスニーカー丈があり、レギュラー丈で税込み484円。
  • ローソン 無印良品の靴下が店舗によっては販売されている。靴下の品数は多そう。
  • ファミリーマート 「ラインソックス」と「リブソックス」が販売されている。「ラインソックス」の方が厚手のよう。両方とも税込み429円。

3社とも靴下が販売されており、応急措置としてコンビニで靴下調達することは可能ということがわかりました。

ただ、店舗によっては商品を取り扱っていない場合があるため注意が必要です。

今回は、ファミリーマートの「ラインソックス」を購入して登山に使ってみたいと思います。

実際に登った山は、北アルプスの焼岳。中の湯温泉の登山口からコースタイム6時間の山になります。

焼岳
中腹から焼岳を望む

ラインソックスですが、結構厚さもあり期待できそうです。

登山用の靴下とまではいかないまでも、バスケなどのスポーツ用の靴下と同程度の厚さがある印象です。

履き心地は上々。スルッと履けてすべすべした気持ちよさがあります。

今回購入したファミマのラインソックス

登山靴を履いてみると、いつもの靴下よりかは薄いため、つま先と靴との間のすき間が少し気になりますが、ヒモを強めに結ぶことで気にならないレベルで歩くことができました。

登りは特に問題を感じることなく快適に山頂まで登ることができました。

下り時は、緩やかな下りや階段状の下りでは特に問題を感じませんでしたが、いくつか気になったこととして次のようなことを感じました。

  • 岩場を歩くときは足の裏が痛い。衝撃がもろに伝わってくる。クッション性が低い?
  • 下山完了時にいつも以上に足が疲れる。
  • 下山完了時に靴下を脱ぐと熱がこもっている状態で、つま先部分がかなり熱い。

今回試したファミマのラインソックスですが、応急用の靴下としては合格点なのではないかと感じました。

ただ、クッション性能が低いため、岩場の多い山や重い荷物を背負っての山行には不向きだと思います。

また、長時間の山行にも向いていないと思いますので、長丁場の登山には相応の登山用靴下が必須だと感じました。

万が一忘れ物したときに車に予備を置いておくのも一手ですが、致命的な忘れ物をしないように事前チェックを怠らないことが重要ですね。

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