道の駅 保田(ほた)小学校は、千葉県鋸南町にある県道34号線沿いにある道の駅です。廃校の小学校を再活用した道の駅で、給食風のメニューを提供する食堂や教室に泊まれる宿泊施設を有しているなど小学校の雰囲気を楽しむことのできる人気の道の駅です。
この記事では、登山の前泊に道の駅 保田小学校で車中泊(仮眠)してきましたので、その結果をお話していきたいと思います。
先に結論だけお伝えすると、静かな環境で車中泊しやすい道の駅です。
隣接する道路の夜間交通量が少なく、静かに過ごしやすい非常におすすめの道の駅。
車中泊(仮眠)のしやすさ
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道の駅 保田小学校 概要
所在地 千葉県安房郡鋸南町保田724
トイレ ウォッシュレット対応3基(男性トイレのみ確認)
駐車場の広さ 普通車300台/大型車5台
駐車場の傾斜 なし
電波状況 Docomo 〇、 Softbank 〇、 au 〇、 楽天 〇
標高 15 m
道の駅 保田小学校は車中泊しやすい?
この道の駅の駐車場は、小学校の校舎前の駐車場と幼稚園側の駐車場とに分かれています。小学校側がメインの建物となっていて、24時間利用可能なトイレも小学校の校舎の中にあります。幼稚園側の駐車場にもトイレがありますが、こちらは営業時間外は施錠されていて夜間は利用できません。
大型車の駐車場は、小学校の校舎前に設置されていますが、観光バス用の駐車枠のようで、夜間は大型車の駐車はありませんでした。国道から少し奥まった場所にある道の駅ということもあり、トラック等の利用はあまり想定されていないようです。
隣接する県道は、夜間の交通量はほとんどなく、校舎前に駐車することで道路からの距離も取ることができるので、走行音を気にする必要はありません。
車中泊に向いているポイント
- 傾斜のない駐車場
- 大型車の駐車がない(少ない)
- 道路の夜間交通量が少ない
- 道路から離れて駐車しやすい
- 車中泊している車が多い
- 夜の学校を探検できる楽しさがある
- トイレがきれいで清潔
車中泊に向いていないポイント
- 特になし
結論:大型車の駐車もなく、車の走行音も気にならず静かに過ごしやすい。
道の駅周辺の日帰り温泉
道の駅には、日帰り入浴可能な温浴施設「里の小湯」が併設しています。営業時間が限定的なので、訪れる際は注意が必要です。
その他、道の駅から車で20分圏内にある日帰り温泉施設をいくつかご紹介します。
最寄り 道の駅から0.1km、徒歩1分
住所 千葉県安房郡鋸南町保田1058
営業時間 平日 10:30~16:00
土日祝日 10:30~14:00
休業日 木曜日
料金 大人 500円、こども 250円
泉質 ー
道の駅から2km、車で3分
住所 千葉県安房郡鋸南町吉浜99
営業時間 平日 16:00~22:00(最終受付21:00)
土日祝日 7:30~22:00(最終受付21:00)
休業日 火曜日
料金 大人 600円、こども 300円
泉質 ー
道の駅から5km、車で9分
住所 千葉県富津市金谷3887
営業時間 12:00~19:00
休業日 なし
料金 大人 800円、こども 500円
泉質 ナトリウム塩化物炭酸水素泉
道の駅から7km、車で12分
住所 千葉県富津市金谷525-17
営業時間 平日 10:00~20:30(最終受付20:00)
土日祝日 9:00~21:00(最終受付20:30)
休業日 なし
料金 平日 大人 850円、こども 400円
土日祝日 大人 950円、こども 450円
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩冷鉱泉
道の駅から9km、車で15分
住所 千葉県安房郡鋸南町上佐久間66
営業時間 平日 10:00~15:30
土日祝日 10:00~18:30
休業日 月曜日
料金 大人 500円、こども 250円
泉質 含よう素-ナトリウム-塩化物冷鉱泉
車中泊後に登った山 鋸山
道の駅 保田小学校に車中泊(仮眠)した翌日、鋸山(のこぎりやま)に登ってきました。
千葉県富津市と鋸南町とにまたがる山。低山ながらも「地獄のぞき」などの観光スポットが点在しており、関東屈指の人気の山。ロープウェイで山頂近くまで登れるため、初心者にもおすすめの山です。
標高 329m
今回の登山コース 浜金谷駅~車力道~鋸山山頂~日本寺散策~関東ふれあいの道~浜金谷駅 周回
登山所要時間 3時間
鋸山の山頂に至るコースは複数あり、ロープウェイで山頂付近まで上がるコースの他、保田駅や浜金谷駅から登山道を歩いて山頂を目指すコースなどがあります。今回は、浜金谷駅周辺に車を駐車して、山頂まで登った後、鋸山にある日本寺の著名なスポットを散策するコースで歩いてきました。
道の駅から浜金谷駅に近い駐車場までは、車で約15分。浜金谷駅周辺には有料・無料の駐車場がいくつもありますので、駐車する場所が見つからないことはないと思います。今回は、運よく金谷海浜公園の無料駐車場に停めることできました。
駐車場から登山口までは、お店や住宅が並ぶ住宅街の中を歩いていきます。要所の分岐には、「鋸山登山道」の案内板がありますので、迷うことなく登山口にたどり着くことができます。
登山口は、関東ふれあいの道と車力道とに分岐しています。どちらの道から登っても山頂までの時間は大差ありませんが、関東ふれあいの道で登って、車力道で下山する人が多い印象です。
今回はあえて車力道から登ります。車力道は、昔切り出した石材を運んだ道として使われていたということで、とても歩きやすい道です。登山口の分岐から40分ほど登ると、段差の大きい急な階段が出現します。この階段を登りきると、東京湾を見渡せる展望スポットに到着します。
展望スポットからは、東京湾越しに富士山や伊豆半島をはじめ、東京のビル群も広く見渡すことができます。南房総も一望でき、鋸山で最高の展望スポットといえます。
展望スポットから鋸山山頂までは15分ほど。緩いアップダウンをいくつか越えていくと、ほどなくして山頂に到着します。山頂は木々に覆われているため、さっきの展望スポットほどには眺望は期待できません。
山頂を踏んだ後は日本寺に向かいます。山頂から20分ほど戻ったところに、寺の料金所が設けられていて、そこに拝観料(700円)を支払い寺の中に入ります。入ってすぐ、「百尺観音」という超巨大な観音像が目に入ってきます。
その他にも断崖絶壁の上に突き出た「地獄のぞき」や、日本一の大仏とされている座大仏など見どころが実に豊富です。
一通り散策した後は、関東ふれあいの道で下山します。日本寺の料金所から約30分ほどの道のりです。
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