道の駅 雫石あねっこは、岩手県雫石町にある国道46号線沿いの道の駅です。市街地から少し離れた山あいに位置する道の駅で、温泉施設を併設しているため、車中泊と相性のいい道の駅です。
この記事では、登山の前泊に道の駅 雫石あねっこで車中泊(仮眠)してきましたので、その結果をお話していきたいと思います。
先に結論だけお伝えすると、静かな環境での車中泊は難しい道の駅です。
道路の走行音や大型車のアイドリングが気になりやすい道の駅。静かに車中泊するには耳栓等の対策が必須。
車中泊(仮眠)のしやすさ
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道の駅 雫石あねっこ 概要
所在地 岩手県岩手郡雫石町橋場坂本118-10
トイレ ウォッシュレット対応3基(男性トイレのみ確認)
駐車場の広さ 普通車73台/大型車15台
駐車場の傾斜 なし
営業時間 売店:平日 9:00~17:00、土日祝日 9:00~18:00
レストラン:平日 11:00~16:00、土日祝日 11:00~20:00
温泉:9:00~20:00
電波状況 Docomo 〇、 Softbank 〇、 au 〇、 楽天 〇
標高 293 m
道の駅 雫石あねっこは車中泊しやすい?
この道の駅の駐車場は、隣接する国道と距離が近く、車の走行音が響きやすい構造になっています。夜間帯の交通量は減るものの、大型車が断続的に通過していきます。トイレや温泉の建物付近に駐車することで、道路から一定の距離を取ることができますが、走行音の影響は受けてしまいますので、耳栓等の対策があると便利です。
また、大型車の駐車も多く、大型車のアイドリングが静かに車中泊をする上でのネックになります。温泉の建物前の駐車場は、大型車の駐車枠が設けられていませんので、少しでも静かな環境を求めるなら、温泉施設前の駐車場での車中泊をおすすめします。
車中泊に向いているポイント
- 傾斜のない駐車場
- 夜間は交通量が少ない
- 温泉が併設されている
車中泊に向いていないポイント
- 大型車の駐車場が近く、大型車の駐車が多い
- 走行音が響きやすい
結論:道路が近く走行音が響きやすい上、大型車駐車場が近くアイドリングの影響を受けやすい。静かに車中泊するには耳栓等の対策があるとGOOD。おすすめの場所は温泉付近での駐車。
道の駅周辺の日帰り温泉
道の駅には、温泉施設「橋場温泉 新はしばの湯」が併設されています。
その他、道の駅から車で30分圏内にある日帰り温泉施設をいくつかご紹介します。
最寄り 道の駅から0.1km、徒歩1分
住所 岩手県岩手郡雫石町橋場坂本118-10
営業時間 9:00~20:00(最終受付19:30)
休業日 なし
料金 大人 520円、こども 310円
泉質 アルカリ性単純温泉(低張性 アルカリ性 高温泉)
道の駅から11km、車で15分
住所 岩手県岩手郡雫石町橋場国見温泉
営業時間 10:00~16:00(最終受付15:00)
休業日 なし
料金 大人 700円、こども 350円
泉質 含硫黄 – ナトリウム – 炭酸水素塩泉(硫化水素型)
道の駅から11km、車で15分
住所 岩手県岩手郡雫石町橋場国見温泉
営業時間 7:00~20:00
休業日 なし
料金 600円
泉質 含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉
道の駅から17km、車で20分
住所 秋田県仙北市田沢湖生保内字武蔵野111-8
営業時間 7:00~21:00(最終受付20:00)
休業日 第二・第四水曜日
料金 大人 500円、こども 300円
泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
道の駅から21km、車で26分
住所 岩手県岩手郡雫石町長山猫沢3-6
営業時間 土曜日以外:10:00~17:00(最終受付16:00)
土曜日:10:00~16:00(最終受付15:00)
休業日 木曜日
料金 平日:大人 800円、こども 400円
泉質 ナトリウム塩化物炭酸水素泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)
車中泊後に登った山 秋田駒ケ岳
道の駅 雫石あねっこに車中泊(仮眠)した翌日、秋田駒ケ岳に登ってきました。
秋田県仙北市と岩手県雫石町とにまたがる山で、秋田県の最高峰。日本二百名山のひとつにも数えられている名峰です。8合目まで車やバスでアクセスでき、気軽に山頂までハイキングできる人気の山です。週末や休日には8合目登山口までの道路は、マイカー規制が行われますので、注意が必要です。
標高 1,637m
今回の登山コース 8合目登山口~シャクナゲコース~男岳~男女岳~新道コース~8合目登山口 周回
登山所要時間 4時間
秋田駒ケ岳へのアクセス方法は、国見温泉から登るルートや乳頭温泉から縦走するルートなど複数ありますが、今回は最も一般的に登られている8合目から登ることにしました。
8合目の駐車場まではマイカーでアクセスできますが、週末や休日にはマイカー規制が行われます。最新の規制情報は、仙北市のホームページで確認できます。
(規制情報URL:https://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/komagatake.html)
道の駅から8合目駐車場までは、約40分の道のり。8合目駐車場には、トイレの他、しっかりした靴洗い場も設置されているので、靴汚れを気にせず思いきり歩くことができます。
登山口からは、シャクナゲコースと呼ばれるコースでまずは焼森を目指します。8合目から森林限界を超えているため、背の高い木は生えておらず、序盤から展望のいい山歩きを楽しめます。
登山口から30分ほどで焼森山頂に到着。あいにく山頂はガスが充満していて、視界がほとんど利かない状況でした。焼森からさらに15分進むと、横岳に到着します。ここから、阿弥陀池に下るルートと男岳に進むルートとに分岐します。男岳への道は馬の背と呼ばれる細尾根で、難しくはありませんが岩場も現れます。
横岳から男岳までは約30分。右手側には阿弥陀池越しの男女岳(秋田駒ケ岳)、左手側には女岳を望みながら気持ちのいい稜線を進みます。男岳山頂には鳥居と多くの登頂記念品が鎮座しています。
男岳のピークを踏んだ後は、阿弥陀池を経由して男女岳に登ります。整備された登りやすい道を30分ほど歩き、山頂に到着。訪れた日は残念ながら山頂はガスが晴れず、展望はありませんでしたが、晴れていれば360度の展望を楽しむことができます。
下山は、新道コースと呼ばれるルートで8合目駐車場まで戻ります。田沢湖を眼下に見下ろせるスポットや乳頭山などの山並みを見渡せる展望スポットがコース上にあるため、飽きることなく下山することができます。
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