道の駅 小谷(おたり)は、長野県小谷村にある国道148号線沿いの道の駅です。温泉施設が併設されていますので、車中泊との相性がいい道の駅です。
この記事では、登山の前泊に道の駅 小谷で車中泊(仮眠)してきましたので、その結果をお話していきたいと思います。
先に結論だけお伝えすると、問題なく車中泊することのできる道の駅です。
道路が近いのがネックだが、問題なく車中泊できる。耳栓があると〇
車中泊(仮眠)のしやすさ
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道の駅 小谷 概要
所在地 長野県北安曇郡小谷村大宇北小谷1861-1
トイレ ウォッシュレット対応1基(男性トイレのみ確認)
駐車場の広さ 普通車43台/大型車7台
駐車場の傾斜 なし
営業時間 売店:10:00~18:00(土日は19:00まで)
レストラン:11:00~18:00(土日は19:00まで)
温泉:12:00~18:00(土日は19:00まで)
電波状況 Docomo 〇、 Softbank 〇、 au 〇、 楽天 〇
標高 389 m
道の駅 小谷は車中泊しやすい?
道の駅の駐車場は、トイレや売店の建物の前の駐車エリアと道の駅入って右側(北側)の駐車エリアとの2つのエリアがあります。北側の駐車エリアは、大型車の駐車場とも近いため、大型車のアイドリングの影響を受けることになります。どちらの駐車エリアも道路に面しており、走行音の影響を強く受けてしまいますが、トイレ・売店前の駐車エリアの方が静かに車中泊するのには比較的向いているかと思います。
夜間は交通量が少なくなりますが、それでも時折大型車が通過していきますので、耳栓等の防音対策があると車中泊しやすくなるので、あらかじめ用意されることをおすすめします。
車中泊に向いているポイント
- 傾斜のない駐車場
- 温泉が併設されている
- 夜間は交通量が少ない
車中泊に向いていないポイント
- 駐車場と道路との距離が近い
- 大型車駐車場が近い
結論:道路が近く走行音の影響を受けやすいが、夜間の交通量が少ないので車中泊はしやすい。耳栓等があればベター。
道の駅周辺の日帰り温泉
道の駅には温泉施設「深山の湯」が併設しています。18時が営業終了と早めですが、熱めの温泉とぬるめの温泉を楽しむことができ、あまり混雑もしていないので、個人的に車中泊前や登山後によく利用させてもらっているお気に入りの温泉です。
その他、道の駅から車で10分圏内にある日帰り温泉施設をいくつかご紹介します。
最寄り 道の駅から0.1km、徒歩1分
住所 長野県北安曇郡小谷村北小谷1861-1
営業時間 平日 12:00~18:00(最終受付17:30)
土日 12:00~19:00(最終受付18:30)
祝日 11:00~20:00(最終受付19:30)
休業日 水曜日
料金 大人 700円、こども 350円
祝日 大人 800円、こども 400円
泉質 ナトリウム – 炭酸水素塩泉
道の駅から3km、車で4分
住所 長野県北安曇郡小谷村北小谷道筋3634-2
営業時間 24時間
休業日 なし
料金 大人 500円、こども 200円
泉質 ナトリウム・マグネシウム・カルシウム−炭酸水素塩泉・塩化物温泉
道の駅から6km、車で7分
住所 長野県北安曇郡小谷村中小谷丙2504-9
営業時間 12:00~20:00(最終受付19:30)
休業日 木曜日
料金 大人 700円、こども 500円
泉質 ナトリウム炭酸水素塩・塩化物温泉
道の駅から8km、車で9分
住所 長野県北安曇郡小谷村北小谷9922-3
営業時間 10:00~18:00
休業日 木曜日
料金 大人 700円、こども 350円
泉質 ナトリウム・カルシウム塩化物 炭酸水素塩泉
車中泊後に登った山 白馬岳
道の駅 小谷に車中泊(仮眠)した翌日、白馬岳(しろうまだけ)に登ってきました。
長野県と富山県にまたがる北アルプス北部に位置する山。日本百名山に数えられれていて、北アルプスの中でも登山者の多い山です。日本三大雪渓のひとつ白馬大雪渓が有名で、この雪渓を登ることのできる猿倉からのルートが人気。
標高 2,932m
今回の登山コース 蓮華温泉~小蓮華山~白馬岳 往復
登山所要時間 11時間
白馬岳へのメジャーなルートは、大雪渓を登る猿倉からのルート、ロープウェイ等を利用する栂池高原からのルートと蓮華温泉からのルートがあります。大雪渓を通るルートは、安全上の理由から時折通行止めになることがあるので、注意が必要です。
今回は、蓮華温泉から白馬岳山頂を目指すコースで登ります。
道の駅から登山口のある蓮華温泉までは、約1時間10分の道のり。すれ違いの困難な道もわずかながらありますが、道路は舗装されていて、とても走行のしやすい道です。
登山口駐車場の標高は1,470mと高く、駐車場すぐ横には、きれいな洗面台の付いたトイレもありますので、登山前泊の車中泊にも向いている駐車場です。スマホの電波が届かないことと、場所によっては、やや傾斜があるのが難点ですが。
蓮華温泉ロッジの裏にある登山口から1時間30分ほど樹林帯の中を登っていくと、天狗の庭という場所に着きます。視界が開けた場所になっていますので、景色を楽しみながらの休憩には最適な場所です。
天狗の庭からは、再び樹林帯の中をひたすら進みます。登ること約1時間、大池山荘に到着です。ここまで来ると、木々も低くなり、一気に展望が広がります。
大池山荘からは稜線歩きになります。歩きにくい岩場もほとんどなく、整備された道が続きます。大池山荘から1時間30分ほどで小蓮華山に到着。これから登る白馬岳をはっきりと望むことができます。
小蓮華山から白馬岳山頂までは約1時間30分。三国境からの最後の登りは、足元がザレている場所が多いので、一歩一歩慎重に進みます。
白馬岳山頂からは、剱岳や立山、遥か遠くに槍ヶ岳の姿も一望することができる大絶景。広い山頂なので、休憩する場所にも困ることはありません。
下山は、来た道を戻ります。登山口の蓮華温泉まで所要約4時間30分の道のりです。
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