道の駅 おがわは、長野県小川村にある県道31号線沿いの道の駅です。この記事では、登山の前泊に道の駅 おがわで車中泊(仮眠)してきましたので、その結果をお話していきたいと思います。
先に結論だけお伝えすると、道路が近く、静かな環境で車中泊しにくい道の駅です。
道路と駐車場が近いため、走行音が気になる。耳栓等の対策があるとベター。
車中泊のしやすさ
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道の駅 おがわ 概要
所在地 長野県上水内郡小川村大字高府1502-2
トイレ ウォッシュレット洋式2基(男性トイレのみ確認)
駐車場の広さ 普通車43台/大型車4台
駐車場の傾斜 わずかにあり
営業時間 売店 9:00~17:00
食堂 11:00~19:30
特産品のおやきが人気
電波状況 Docomo 〇、 Softbank 〇、 au 〇、 楽天 〇
標高 483m
道の駅 おがわは車中泊しやすい?
道の駅の駐車場は道路に面しているので、どこに駐車しても車の走行音がもろに伝わってきます。夜は、交通量が少なくなるので、車中泊するのは難しくはありませんが、静かな環境はあまり期待できません。
また、若干駐車場に傾斜がありますが、個人的には車中泊する分には気にならない程度でした。
この道の駅の良かった点としては、トイレが新しく清潔感がある点と、24時間営業しているコンビニが施設内にある点です。夜でも施設内が適度に明るいため、安心して過ごすことができます。
車中泊に向いているポイント
- 夜間の道路交通量が少ない
- トイレがきれい
- 大型車の駐車場から離れて駐車しやすい
- コンビニが併設しており、常時明るく防犯的に◎
車中泊に向いていないポイント
- ほんのわずかではあるが、駐車場に傾斜がある
- 道路が近い。走行音が気になる
結論:道路から近いため走行音対策は必須。静かな環境を優先したい方は、近くの他の道の駅での車中泊を推奨します。(道の駅 ぽかぽかランド美麻がおすすめ)
道の駅周辺の日帰り温泉
道の駅最寄りの日帰り入浴可能な温泉施設は、「湯の沢温泉 小川の湯」です。
その他、道の駅から車で30分圏内にある日帰り温泉施設をいくつかご紹介します。
最寄り 道の駅から5km、車で6分
住所 長野県上水内郡小川村大字小根山4222
営業時間 4月~10月 10:00~19:00
11月~3月 10:00~18:00
休業日 月曜日
料金 大人 400円、こども 200円
泉質 単純硫黄冷鉱泉(弱アルカリ性)
道の駅から10km、車で11分
住所 長野県大町市美麻青具16784
営業時間 10:00~21:00(最終受付20:30)
休業日 なし
料金 大人 650円、こども 450円
泉質 アルカリ単純温泉
道の駅から11km、車で19分
住所 長野県長野市中条日下野5286
営業時間 11:00~19:00(最終受付18:30)
休業日 なし
料金 大人 520円、こども 310円
泉質 アルカリ性単純硫黄冷鉱泉
道の駅から19km、車で22分
住所 長野県北安曇郡白馬村神城22184-10
営業時間 夏季 13:00~17:00(最終受付16:30)
休業日 不定期
料金 大人 700円、こども 400円
泉質 ナトリウム−塩化物温泉
道の駅から22km、車で26分
住所 長野県北安曇郡白馬村北城5480-1
営業時間 10:00~21:00(最終受付20:30)
休業日 なし
料金 大人 700円、こども 400円
泉質 アルカリ性単純温泉
道の駅から25km、車で29分
住所 長野県大町市平10639-1
営業時間 10:00~20:00(最終受付19:30)
休業日 木曜日
料金 大人 700円、こども 500円
泉質 単純硫黄泉
車中泊後に登った山 野口五郎岳
道の駅 おがわに車中泊(仮眠)した翌日、野口五郎岳(のぐちごろうだけ)に登ってきました。
長野県と富山県にまたがる北アルプス南部に位置する山。日本三百名山の一つ。芸能人の野口五郎の芸名の由来となっている山としても有名です。
標高 2,924m
今回の登山コース 七倉山荘~烏帽子小屋~野口五郎岳往復
登山所要時間 14時間
今回は、七倉山荘から日本三大急登の一つに数えられるブナ立尾根を登り、主稜線まで出た後、野口五郎岳まで往復するコースをご紹介します。
道の駅から七倉山荘までは、約50分の道のり。七倉山荘は、北アルプス人気の縦走ルートである裏銀座ルートの起点となっており、夏山シーズン中の週末は駐車場がごった返すほど混雑します。
ブナ立尾根の登山口の最寄りの高瀬ダムまではマイカー規制があるため、七倉山荘から徒歩で約6キロ、またはタクシーで高瀬ダムまでの移動が必要です。早朝5時前の出発の場合、タクシーが利用できないため、徒歩での移動となります。
七倉山荘から高瀬ダムを経由して登山口までの徒歩時間は約1時間30分です。登山口からは急登が続くため、登山口までの移動は良いウォーミングアップになります。
ブナ立尾根は、登山口から稜線上にある烏帽子小屋までの標高差約1,200mもの急登になります。長い急登ですが、整備されていて登りやすい上に、標高約100mおきに目印がナンバリングされているので、気持ち的に楽に登れます。
稜線に出るまでは樹林帯の中をひたすら登ることになりますが、3番の目印付近以降、ところどころ開かれた場所があるので、景色を楽しみつつ登ることができます。
稜線に出ると、一気に視界が開けます。烏帽子小屋の正面からは、間近にそびえ立つ薬師岳や赤牛岳が!
烏帽子小屋の前のベンチでしばし小休止の後、野口五郎岳に向かって縦走スタートです。前方には槍ヶ岳、振り返れば立山連峰を眺めながらの稜線歩きは、ほんとに贅沢な時間です。
烏帽子小屋から歩くこと3時間。年季の入った野口五郎小屋を経て、野口五郎岳山頂に到着。
山頂からは、水晶岳をはじめとする黒部川源流の山々を間近に望む素晴らしい展望が広がります。
下山は来た道を戻ります。登山口まで約5時間の道のりです。
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