道の駅 くつき新本陣(しんほんじん)は、滋賀県高島市にある国道367号沿いの道の駅です。住宅地の近くにあり、静かな環境で過ごしやすい道の駅です。
この記事では、登山の前泊に道の駅 くつき新本陣で車中泊(仮眠)してきましたので、その結果をお話していきたいと思います。
先に結論だけお伝えすると、快適に車中泊(仮眠)することができる道の駅です。
道路から離れて駐車しやすく、静かに車中泊(仮眠)することができる。
車中泊(仮眠)のしやすさ
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道の駅 くつき新本陣 概要
所在地 滋賀県高島市朽木市場777
トイレ ウォッシュレット対応3基(男性トイレのみ確認)
駐車場の広さ 普通車93台/大型車3台
駐車場の傾斜 なし
電波状況 Docomo 〇、 Softbank 〇、 au 〇、 楽天 〇
標高 173m
道の駅 くつぎ新本陣 は車中泊しやすい?
道の駅前の国道は、日中は交通量が多いですが夜間になると、ぐっと交通量が減ります。道路から離れた場所に駐車することも可能なので、車の走行音に悩まされることはないと思います。
トイレ付近は、道路から距離が取れるものの、大型車の駐車スペースが近く、大型車のアイドリングの影響を受けやすい位置関係にあります。
おすすめの駐車場所は、市場前のスペースです。道路からも離れていて、大型車の駐車スペースとも距離があるので、静かに過ごすことができます。
車中泊に向いているポイント
- 住宅地に近いため、基本的に静かな環境である
- 夜間の道路交通量が少ない
- 道路から離れた場所に駐車することができる(市場前がおすすめ)
- 道路を挟んでコンビニがあり、夜間でも適度な明るさがある
車中泊に向いていないポイント
- 特になし
結論:静かな環境を構築しやすく、快適に過ごすことができる道の駅です。
道の駅周辺の日帰り温泉
道の駅 くつぎ新本陣最寄りの温泉は、「くつぎ温泉 てんくう」になります。プールや食事処を併設した複合レジャー施設です。
その他、道の駅から車で25分圏内にある日帰り入浴可能な温泉を紹介いたします。
最寄り 道の駅から2.7km、車で5分
住所 滋賀県高島市朽木柏341-3
営業時間 10:00~21:00(最終受付20:30)
休業日 不定期
料金 大人 750円、こども 350円
泉質 アルカリ性単純温泉
道の駅から19km、車で24分
住所 滋賀県高島市安曇川町下小川2248-2
営業時間 9:00~20:00(最終受付19:30)
休業日 月曜日
料金 大人700円、こども350円
泉質 単純炭酸鉄泉
道の駅から20km、車で25分
住所 滋賀県高島市安曇川町下小川2300-1
営業時間 13:00~21:00(最終受付20:00)
休業日 無休
料金 大人700円、子ども400円
泉質 ラジウム泉
高島市の3つの道の駅 快適に車中泊できるのはどの道の駅?
道の駅 くつき新本陣がある高島市には、他に2つの道の駅があります。道の駅「マキノ追坂峠」と「藤樹の里あどがわ」です。
両道の駅ともに国道161号沿いに位置しており、「マキノ追坂峠」は観光地として人気のメタセコイア並木に近く、「藤樹の里あどがわ」は、市街地にある道の駅です。
今回主に紹介している道の駅 くつぎ新本陣も加えたこの3施設について、車中泊のしやすさの観点から比較してみましたので、車中泊場所選びの参考にしていただければ幸いです。
道の駅 くつき新本陣 | 道の駅 マキノ追坂峠 | 道の駅 藤樹の里あどがわ | |
---|---|---|---|
スマホ電波 | |||
駐車場の傾斜 | なし | なし | なし |
道路からの 距離 | 遠い | 遠い | 遠い |
道路交通量 | 少ない | 少ない | やや多い |
大型車駐車場 との距離 | 遠い | 遠い | 遠い |
トイレ | |||
総合評価 |
道の駅 マキノ追坂峠は、その名の示す通り、道の駅付近が峠になっています。周辺に信号がないこともあり、国道を走行する車が速いスピードで道の駅そばを通過していくため、車の走行音がやや気になります。
※訪れた時にはトイレの改修工事中で、仮設トイレが複数台設置されている状態でした。(2024年3月時点)
道の駅 藤樹の里あどがわは、大型店舗が並ぶ市街地にあり、日中は交通量が多いですが、夜間には車の量も落ち着きます。コンビニも道の駅構内に入っているため、利便性の高い道の駅です。
大型車の駐車場と普通車の駐車場が明確に分かれているところも、車中泊しやすいポイントのひとつです。
結論
この3施設において、どの道の駅が最も車中泊しやすいか甲乙つけがたいところですが、強いて言うならば「くつき新本陣」が一番おすすめです。車の走行音の影響を最も受けにくい道の駅であることが最大の理由です。
車中泊後に登った山 武奈ヶ岳
道の駅で車中泊(仮眠)した翌日、近くにある武奈ヶ岳(ぶながたけ)に登ってきました。
琵琶湖西部の比良山地の最高峰で、日本二百名山にも選定されている名峰。山頂からの展望は素晴らしく、蓬莱山などの比良山系の山々や琵琶湖を一望できます。
標高 1,214m
登山所要時間 6時間10分(坊村登山口から山頂往復)
今回は、武奈ヶ岳に最も一般的に登られている坊村から登るルートを歩きます。
道の駅 くつき新本陣から15分で登山口付近の駐車場に到着。葛川市民センター駐車場に無料で駐車可能です。駐車場からすぐの場所に公衆トイレもあります。
駐車場から案内にしたがって、明王院を抜けていくこと約5分、登山口に到着します。スタート直後からしばらくは、つづら折りの急登が続きます。序盤の登りが、このルートで一番きつい場面です。
いくつかの分岐を越え、登山口から2時間ほど登ると、御殿山に到着。狭い山頂ですが、これから向かう武奈ヶ岳の姿をはっきりと望むことができます。
御殿山からは緩いアップダウンが続く稜線歩きになります。稜線上には背の高い木がないため、見晴らしがとてもよく、気持ちのいい稜線歩きを楽しめます。
御殿山から1時間で武奈ヶ岳山頂に到着です。さえぎる物のない山頂からは、近隣の山々や琵琶湖を見渡せる抜群の展望!
山頂でゆったり休憩した後、下山開始。下山は、来た道を戻ります。
道中の道しるべも多く、全体的にとても歩きやすい道で、初心者の方にもおすすめしやすいコースです。
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