道の駅 常総は、茨城県常総市にある国道294号線沿いにある道の駅です。2023年にオープンした新しい道の駅で常総インターからもほど近く、温泉施設が隣接しているため車中泊との相性がいい道の駅です。
この記事では、登山の前泊に道の駅 常総で車中泊(仮眠)してきましたので、その結果をお話していきたいと思います。
先に結論だけお伝えすると、静かな環境で車中泊することは難しい道の駅です。
道路の交通量が多く、走行音の影響を強く受ける。大型車の駐車も多いため、アイドリング音が騒々しく、静かに過ごすのは難しい。
車中泊(仮眠)のしやすさ
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道の駅 常総 概要
所在地 茨城県常総市むすびまち1番地
トイレ ウォッシュレット対応5基(男性トイレのみ確認)
駐車場の広さ 普通車116台/大型車48台
駐車場の傾斜 なし
電波状況 Docomo 〇、 Softbank 〇、 au 〇、 楽天 〇
標高 12 m
道の駅 常総は車中泊しやすい?
この道の駅の駐車場は、普通車駐車場と大型車駐車場とに分かれて設置されていますが、両者の駐車場の距離が近く、大型車のアイドリングの影響を受けやすい位置関係になっています。高速インターの近くの道の駅ということもあり、大型車の駐車はとても多く、アイドリング音の騒々しさは、かなりのものです。
また、隣接する道路が駐車場のすぐ近くを走っており、走行音の影響を強く受けてしまいます。しかも道路の交通量が多く、夜間の交通量も少なくありません。大型車も断続的に通過していくので、耳栓なしでは安眠するのが難しいレベルの走行音です。
車中泊している車の多くは、トイレの周辺に駐車していますが、トイレの建物から遠ざかった場所に駐車することで大型車駐車場からある程度離れることが可能です。一方、どこに駐車しても道路の走行音の影響から回避することは難しく、耳栓等の音対策を準備することをおすすめします。
車中泊に向いているポイント
- 傾斜のない駐車場
- トイレがきれい
- 車中泊している車が多い
- 温泉が隣接している
車中泊に向いていないポイント
- 大型車の駐車場が近い。大型車のアイドリングの影響を受けやすい
- 駐車している大型車が多い
- 道路が近く、走行音の影響を受けやすい
- 夜間交通量が多い
結論:道路が近い上、夜間交通量が多いので、走行音の影響を強く受ける。また、大型車駐車場が近く、アイドリング音の影響も受けやすい。静かに過ごすことは難しく、車中泊にはおすすめできない。
道の駅周辺の日帰り温泉
道の駅には、日帰りで入浴可能な温浴施設「常総ONSEN&SAUNAお湯むすび」が隣接しています。2024年11月にオープンした温泉施設です。
その他、道の駅から車で30分圏内にある日帰り温泉施設をいくつかご紹介します。
最寄り 道の駅から0.2km、徒歩2分
住所 茨城県常総市むすびまち3番地
営業時間 10:00~23:00
休業日
料金 平日 大人 980円、こども 600円
土日祝日 大人 1,080円、こども 700円
泉質 炭酸水素塩泉
道の駅から11km、車で21分
住所 茨城県つくば市西大橋614-1
営業時間 9:00~24:00(最終受付23:00)
休業日 なし
料金 平日 大人 1,200円、こども 700円
土日祝日 大人 1,400円、こども 800円
泉質 ナトリウム-塩化物泉(低張性・弱アルカリ性温泉)
道の駅から16km、車で25分
住所 茨城県つくば市山木1562
営業時間 平日 10:00~22:00
土日祝日 9:00~22:00
休業日 第一・第三木曜日
料金 大人 730円、こども 410円
泉質 ー(人工温泉)
道の駅から14km、車で27分
住所 茨城県常総市内守谷町きぬの里1-5-6
営業時間 9:00~23:00(最終受付22:00)
休業日 水曜日
料金 平日 大人 1,600円、こども 600円
土日祝日 大人 1,700円、こども 700円
泉質 ナトリウム – 塩化物泉(低張性 弱アルカリ性 温泉)
道の駅から14km、車で30分
住所 茨城県坂東市寺久1290
営業時間 火~土曜日 10:00~21:30
日曜祝日 10:00~21:00
休業日 月曜日
料金 大人 500円、こども 300円
泉質 ナトリウム-塩化物温泉
車中泊後に登った山 筑波山
道の駅 常総に車中泊(仮眠)した翌日、筑波山(つくばさん)に登ってきました。
茨城県つくば市にある山。女体山と男体山の山から成り、最高峰は女体山の877m。茨城県唯一の日本百名山にして、全国で最も標高の低い百名山として、老若男女時期を問わず登られている山です。複数のコースが山頂まで伸びていて、体力や経験に応じたコース選択がしやすいのも人気の理由の一つです。
標高 877m
今回の登山コース 白雲橋コース~女体山~男体山~おたつ石コース~つつじヶ丘駐車場~迎場コース 周回
登山所要時間 4時間
筑波山にはロープウェイで山頂付近までアクセスする方法の他、初心者でも登りやすい「おたつ石コース」や奇岩を楽しめる「白雲橋コース」など様々な登山コースが用意されています。今回は、白雲橋コースで女体山山頂まで登り、下山はおたつ石コースと迎場コースを歩くことにしました。
道の駅から登山口に近い駐車場までは、車で約40分。筑波神社の周辺に駐車場が点在していますが、市営第三駐車場がトイレも近くに設置されているのでおすすめです。トイレ付近には靴を洗える水場もあり、なにかと便利な駐車場です(料金500円/1日)。
駐車場から白雲橋登山口までは舗装路を歩くこと10分。登山口の鳥居をくぐると、しばらくは緩やかな階段状の登りとなります。登山口からさらに10分ほど登ると、迎場ルートとの分岐に到着します。ここからが斜度も急となり、本格的な登りが始まります。
1時間ほど樹林帯の急登を登っていくと、立派な東屋のある休憩所に到着。おたつ石コースとの合流地点になります。
休憩所からは、「弁慶七戻り」や「母の胎内くぐり」といった奇岩が目白押し。しばらくは解説付きの様々な奇岩・怪石を楽しみながら歩くことができます。
奇岩の一帯を越えると、女体山頂までは岩場の登りとなります。難しい場所も特になく、足元を慎重に運べば問題なく登ることができます。
岩場を越えて辿り着いた女体山頂からは、360度の大絶景を楽しめます。晴れた日には、つくば市街地方面にはスカイツリーや富士山まで眺望することができます。
女体山頂から売店等が並ぶ御幸ヶ原まで一旦下り、次は男体山へ向かいます。標高差もほとんどないので、御幸ヶ原から15分ほどで男体山頂に到着します。男体山頂は、女体山頂ほど展望がよくありませんが、こちらからもスカイツリーや富士山を一望することができます。
下山は、来た道を東屋のある休憩所まで戻り、おたつ石コースと迎場コースで下山します。男体山から1時間20分ほどの道のりです。
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