道の駅 なかせんは、秋田県大仙市にある国道105号線沿いの道の駅です。この記事では、登山の前泊に道の駅 なかせんで車中泊(仮眠)してきましたので、その結果をお話していきたいと思います。
先に結論だけお伝えすると、静かな環境で車中泊しやすい道の駅です。
道路の夜間交通量が少なく、また大型車と離れて駐車しやすい構造の道の駅のため、静かに車中泊できる。
車中泊(仮眠)のしやすさ
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道の駅 なかせん 概要
所在地 秋田県大仙市長野字高畑95-1
トイレ ウォッシュレット対応2基(男性トイレのみ確認)
駐車場の広さ 普通車71台/大型車12台
駐車場の傾斜 なし
営業時間 売店:9:00~18:00
レストラン:9:00~17:30
電波状況 Docomo 〇、 Softbank 〇、 au 〇、 楽天 〇
標高 42 m
道の駅 なかせんは車中泊しやすい?
この道の駅の駐車場は、大型車優先駐車場と普通車優先駐車場とに区分けされています。普通車の駐車場は、大型車駐車場と距離がだいぶ離れているため、大型車のアイドリングを気にする必要はありません。
一方、隣接する国道と道の駅駐車場との距離が近いので、走行音は結構気になるレベルです。ただ、日中は交通量が多いですが、夜間は交通量が激減しますので、走行音対策として耳栓等を用意する必要もなさそうです。
普通車駐車場はトイレから少し離れた場所にあり、利便性が少し悪いことを除けば、静かな環境で過ごしやすい道の駅です。
車中泊に向いているポイント
- 傾斜のない駐車場
- 大型車と普通車の駐車場が分けられている
- 夜間は交通量が少ない
- 夜間に灯っている街灯が多く、安心できる
車中泊に向いていないポイント
- 道路までの距離が近い
- トイレまで遠い
結論:大型車と距離を取って駐車することができるので、静かに車中泊しやすい。
道の駅周辺の日帰り温泉
道の駅の最寄り日帰り温泉施設は、「大仙市八乙女交流センターさくら荘」になります。
その他、道の駅から車で20分圏内にある日帰り温泉施設をいくつかご紹介します。
最寄り 道の駅から2km、車で3分
住所 秋田県大仙市長野長野山88
営業時間 9:00~20:00
休業日 月曜日
料金 大人 300円、こども 150円
泉質 単純温泉
道の駅から8km、車で11分
住所 秋田県仙北市角館町下中町28
営業時間 7:00~22:00
休業日 第三木曜日
料金 大人 700円、こども 350円
泉質 カルシウム、ナトリウム、塩化物、硫黄塩泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)
道の駅から10km、車で13分
住所 秋田県大仙市板見内字一ツ森149
営業時間 7:00~21:00
休業日 第一火曜日
料金 大人 500円、こども 250円
泉質 硫酸塩泉、ナトリウム・カルシウム塩化物泉
道の駅から12km、車で15分
住所 秋田県仙北市田沢湖卒田早稲田430
営業時間 10:00~21:00
休業日 なし
料金 大人 700円、こども 450円
泉質 ナトリウム硫酸塩泉(芒硝泉)
道の駅から14km、車で17分
住所 秋田県大仙市神宮寺下川原前開86-1
営業時間 9:00~21:00
休業日 第一・第三月曜日
料金 大人 500円、こども 250円
泉質 ナトリウム塩化物泉
道の駅から16km、車で19分
住所 秋田県仙北市西木町門屋字屋敷田83-2
営業時間 6:00~21:00(最終受付20:00)
休業日 なし
料金 大人 500円、こども 250円
泉質 アルカリ単純泉
車中泊後に登った山 和賀岳
道の駅 なかせんに車中泊(仮眠)した翌日、和賀岳(わがだけ)に登ってきました。
岩手県西和賀町と秋田県角館市にまたがる山で、和賀山塊の主峰。日本二百名山のひとつにも数えられています。
標高 1,439m
今回の登山コース 甘露水口登山口~薬師岳~小杉山~和賀岳山頂 往復
登山所要時間 7時間
道の駅から甘露水口登山口の最寄り駐車場までは50分の道のり。駐車場手前の約6キロ区間は、未舗装の道となります。私のシャトルだと数回底をこすってしまいましたが、普通の車高の車であれば問題なく走行できるレベルです。林道ゲート前に10台ほど駐車できるスペースがあり、トイレや手洗い場もあります。
駐車場から歩いて10分ほどで甘露水口登山口です。ここからしばらくは、つづら折の登りが続きます。約1キロごとに標柱が立っていて、現在地の目安となります。
登山口から1時間30分で倉方の標柱に到着します。座るのに適した岩や木こそありませんが、開かれた場所で休憩しやすいポイントです。倉方までは展望のない樹林帯でしたが、倉方からはようやく展望が開けてきます。
倉方から30分ほど登ると、薬師岳山頂に到着です。薬師岳からは気持ちのいい稜線歩きとなります。笹原の中を進んでいきますが、次のピークの小杉山までの間は、特に藪が深く、足元が見えにくい状態での軽い藪こぎが求められます。
小杉山から緩やかなアップダウンを越え、1時間ほど進むと和賀岳山頂に到着します。訪れた日は、山頂付近がガスで充満していて、周囲の景色を望むことはできませんでした。晴れていれば岩手山や鳥海山等を見渡すことができるだけに残念です。
下山は来た道を戻ります。所要3時間の道のりです。
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