道の駅 高千穂は、宮崎県高千穂町にある国道218号沿いの道の駅です。神楽面をモチーフにしたモニュメントが特徴的な道の駅です。
この記事では、登山の前泊に道の駅 高千穂で車中泊(仮眠)してきましたので、その結果をお話していきたいと思います。
先に結論だけお伝えすると、条件付きで快適に車中泊(仮眠)することができる道の駅です。
車の走行音の影響が大きいため、静かに車中泊するためには、道路から離れた場所(レストラン近く)に駐車する必要がある。耳栓推奨。
車中泊(仮眠)のしやすさ
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道の駅 高千穂 概要
所在地 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1296-5
トイレ ウォッシュレット対応1基(男性トイレのみ確認)
駐車場の広さ 普通車74台/大型車7台
駐車場の傾斜 なし
電波状況 Docomo 〇、 Softbank 〇、 au 〇、 楽天 〇
標高 319m
道の駅 高千穂は車中泊しやすい?
この道の駅付近の国道は高架になっていて、スピードをだしやすい構造になっています。道の駅駐車場と国道との距離も近く、車の走行音の影響を強く受けてしまいます。特に大型車の通過時はかなりの走行音が車内に響きます。夜間の交通量は少なくなるものの、安眠するためには耳栓は必須アイテムです。
また、大型車の駐車スペースと普通車の駐車スペースとの距離も近く、駐車している大型車のアイドリングの影響ももろに受けてしまいます。
神楽面のモニュメントやレストランに近い駐車スペースが、最も車の走行音やアイドリングの影響を緩和できる場所になります。
車中泊に向いているポイント
- 夜間の交通量は少なめ
- 傾斜がない駐車場
車中泊に向いていないポイント
- 隣接する道路までの距離が近い
- 車の走行音が響きやすい
- 大型車の駐車エリアが近い
結論:駐車する場所によっては、問題なく車中泊できる(耳栓推奨)が、音に敏感な人にはおすすめできない。
道の駅周辺の日帰り温泉
道の駅最寄りの日帰り温泉施設は、「天岩戸の湯」です。高台にある温泉施設で、ガラス張りの内湯からは山村の風景を見渡すことができます。また、道の駅から車で20分ほどの距離に、駅舎の中にある温泉施設「日之影温泉駅」があります。
最寄り 道の駅から8km、車で14分
住所 高千穂町大字岩戸58
営業時間 10:00~22:00(最終受付21:30)
休業日 水曜日
料金 大人 500円、こども 300円
泉質 単純温泉
道の駅から16km、車で21分
住所 宮崎県西臼杵郡日之影町大字七折3235-5
営業時間 12:00~20:30
休業日 月曜日
料金 大人 500円、こども 300円
泉質 単純温泉
車中泊後に登った山 祖母山
道の駅高千穂に車中泊(仮眠)した翌日、祖母山(そぼさん)に登ってきました。
大分県と宮崎県との境に位置する祖母傾山系の主峰。日本百名山のひとつにも数えられている名峰です。山頂からは阿蘇山、九重連山や由布岳など九州を代表する山々を見渡すことのできる360度の大展望を楽しめます!
標高 1,756m
おすすめ登山コース 北谷登山口~風穴コース~祖母山山頂~国観峠~北谷登山口
登山所要時間 4時間40分
道の駅高千穂から北谷登山口までは車で約45分。登山口にはトイレや休憩所、靴洗い場が設置されています。
登山口からは2つのルート(「千間平コース」と「風穴コース」)で山頂まで登ることができます。「千間平コース」は、緩やかな尾根を登っていく初心者向けのルートで、「風穴コース」は岩場やハシゴが多発する難易度がやや高めのルートになっています。
今回は、両方のコースを楽しめる周回コース(登り「風穴コース」、下り「千間平コース」)で登ってきました。
風穴コースの序盤は、歩きやすい登山道が続きます。ちょっとした足元が悪い場所にも、注意喚起の看板が設置されている親切設計です。
登山口から1時間ほどで風穴に到着。奥行が20mもある洞窟のような場所で、中に入ることもできます。
この風穴から山頂までの間にロープやハシゴの場面が多くなり、登山の難易度が一気に上がります。
風穴から進むこと1時間、視界が開けてきて阿蘇山や九重山の全容を見渡すことができるようになります。ほどなくして山頂に到着。開けた山頂からは阿蘇山や九重山をはじめ、周囲の山々を一望することができます。
下山は国観峠方面に下っていきます。1合ごとに標識が設置されているので、目的地までの目安が立てやすく便利です。
難所もなく、樹林帯の中を気持ちよく歩くことができます。山頂から登山口までおよそ2時間の道のりです。
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